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- ボーカル収録ではマイク1本と譜面台をご用意いたします。
- このページでは実際の曲データを参考に、収録の流れをご紹介いたします。
ギター等の楽器収録もボーカルとほぼ同じ流れになります。
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ご用意いただくもの
- 収録時に流すカラオケデータを、開始位置の揃ったWaveやAiffでCD-R等に焼いてご持参下さい。
- 曲のテンポをお知らせいただけると収録作業がしやすくなります。
- 曲の最初が歌で始まる場合、オケの頭に忘れずカウント(もしくはクリック)を入れてください。
同時にガイドメロディーの最初の音を鳴らすと入りやすくなります。
- カラオケとガイドは別々のデータでご用意いただけるとベストです。レコーディングブースのキューボックスに
オケ、ガイド、クリックを別チャンネルに送ることが出来ますので、歌い手さん好みのモニターバランスを調整いただけます。
- 以下、データのイメージです。
- 図のように別トラックに分けていただくと歌いやすくなります。
- モニターバランスは歌いやすさに大きく関係しクオリティを左右しますので、
オケとガイドは出来るだけ別々のデータに分けていただく事をお勧めします。
- 歌詞カードをエンジニア用に一部ご用意願います。
- テイクチェックをされる場合、歌詞カードにチェック欄を作ると便利です。
- 歌詞入りの楽譜がベストですが、歌詞無しの楽譜でも問題ございません。
- 楽譜のご用意が難しい場合、歌詞カードを必ずご用意下さい。
収録の流れ
収録方法は様々ですが、ここでは当スタジオにおける標準的な流れをご紹介いたします。
打合せ
- ご希望の音質や方向性を伺い、収録方法等を大まかに決めていきます。
練習
- 練習をしつつレベル調整、マイク選択、メロディラインや歌詞の確認・変更等を行います。
ボーカリストさんは収録前の練習時にじっくりとモニターバランスを調整しましょう。
- 使い慣れたヘッドフォンをお持ちいただいても構いません。
- ブースに入るとどうしても緊張してしまうものなので、歌う前の柔軟体操をお勧めします。
収録
- テイクを重ねていきます。ブース内は乾燥しておりますので適度な補給と休憩を忘れずに。
- プレイバックや編集も遠慮無くお申し付け下さい。エンジニアは収録中レベルとノイズチェックを行いますので
ディレクションにはノータッチですが、ご希望がありましたら出来る限りの意見を出させていただきます。
納品
- 収録終了後、CD-R等に焼いて納品いたします。
- 編集が必要な場合は少々お時間をいただきます。
ご注意
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- データをHDDで持ち込みいただく場合は、USB対応の外付けドライブにてお願いいたします。 USBメモリでも問題ございません。
- DAWの専用ファイル(ProToolsプロジェクト等)は読み込めない事がありますのでご遠慮願います。
- CD-DAやMP3の場合は変換が必要になりますので、少々お時間をいただく事がございます。
- 立ち会われる方が複数いらっしゃる場合、事前に決定権を持つ方を一人決めておく事をお勧めします。判断に時間がかかってしまったり
揉めてしまったりすると、ボーカリストさんのモチベーションやコンディションの低下に繋がってしまう事があります。
- 当スタジオでは基本的に薄めのEQとコンプレッサーを掛け録りして、頭の揃ったWAVEデータを納品させていただいております。
- 収録漏れには十分ご注意下さい。特にコーラスやハモリの一部録り忘れ、というケースが多いです。